2018.8.11-15 穂高

    滝谷登攀を目指すも敗退
    涸沢ベースで前穂高岳北尾根に行きました
    s-DSC_2204.jpg
    左から、P6・P5・P4・P3・P2・P1


    ★メンバー:N川さん(OWCC)、kaz
    (Sさんは体調不良のためキャンセル)


    ★11日 涸沢~上高地

    ●天候:晴れのち曇り

    ●コースタイム:
     7:45 上高地
     8:45 明神
     9:30 徳沢
    10;40 横尾
    12:00 本谷橋
    14:30 涸沢

    台風14号の影響により大気の状態が不安定で、連日午後は雷雨の予想
    滝谷を下からつめる計画を涸沢ベースに変更

    涸沢は雪渓が小さいからか、例年ほど寒くない
    シュラフ、ダウンジャケットなしでも問題なかった


    ★12日 滝谷第4尾根敗退~北穂高岳

    ●天候:霧、19時に激しい雷雨

    ●コースタイム:
     1:20 起床
     2:30 涸沢発
     6:00 北穂高岳南峰
     7:20 ドーム北壁の取り付き偵察
     8:15 北穂高小屋
    11:00 涸沢着

    滝谷第4尾根登攀を目指して北穂へ登ったが、
    霧で視界不良のため、ドーム北壁に変更して取り付きを目指す

    霧雨と西風のために滝谷側の岩はびっしょり
    条件が悪いので登攀は中止

    第4尾根を目指していた他のパーティも、C沢の下りで撤退して引き上げていた
    s-DSC_2178.jpg
    C沢の下降点

    北穂高岳の山頂によって涸沢に戻る

    19時ごろ激しい雷雨
    雷の轟音とドシャ降りに、気持ちがすっかりなえてしまった


    ★13日 停滞

    ●天候:雨時々曇り 夕方雷雨

    朝5時に起きた時点で雨のため、停滞決定
    その後も一日中降ったりやんだり
    雨の合間を使ってテントをよりよい場所に移す

    翌日の午前中は天気が持ちそうである
    滝谷は濡れている可能性があるので、前穂北尾根を目指すことにする

    でも北尾根は計画してなかったので情報を持っていない
    どうなることやら。。


    ★14日 前穂高岳北尾根

    ●天候:晴れのち曇り 12-13時ごろ雨 16時過ぎ雷雨

    ●コースタイム:
     1:00 起床
     2:00 涸沢発
     2:25 引き返し
     2:45 雪渓を渡り終える
     3:15 ルート目印(石積)と踏み跡を確認
     4:30-5:10 5・6のコル
     5:50 P5
     7:20-7:45 P4の岩場を登攀
     8:05 P4
     8:40-9:40 P3の岩場を登攀
    10:20 P2(懸垂下降)
    10:40-11:00 前穂高岳
    13:20 奥穂高岳
    14:15 穂高岳山荘
    16:00 涸沢着


    目覚めると、満天の星空
    ペルセウス座流星群の流れ星もたくさん見れた

    ヘッデンスタートで奥穂へのパノラマコースに入る
    あとでわかったことだが、涸沢ヒュッテの裏から入るべきだった

    20分ほど進んで間違いに気づき、引き返して雪渓を横切る

    左手のハイマツ帯で踏みあとを発見

    5・6のコルまで何回かルートロスしたが、大きな問題なく到着
    s-DSC_2181.jpg
    富士山も見える

    ご来光を見ながら登攀具を身に付け、北尾根のスタート
    s-DSC_2187.jpg
    P5への登り
    Ⅰ~Ⅱ級の岩場が続く

    槍が見える、下には涸沢
    s-P1010006.jpg

    P5頂上にはテントを張れるスペース
    s-P1010007_201808250848064c5.jpg


    P5のピークの起伏をP4と勘違いし、次の登りをP3と思って取り付く

    出だしはⅡ~Ⅲ級
    s-P1010021.jpg

    リッジに出ると正面に大きな岩が表れるが、左から歩いて登れる
    s-DSC_2195.jpg

    P3と勘違いしていて、歩いてもつまらないと思い、ロープを出して中央突破を図る
    s-P1010023_20180825084810813.jpg
    Ⅲ+ 30m
    少しかぶり気味のチムニーを抜けるとスラブ状の岩がある
    手がかりが少ないので右の凹角へ逃げる
    凹角の先の高さ2mくらいの岩を乗り越すと平坦なところに出るので、ピッチを切る
    ピンがないので、カムと岩の出っ張りを使って支点にする

    もう1ピッチいけそうだったが、左下を歩けるのでやめる

    スラブ状の左側を抜け、右壁に出て岩をひとつ乗り越えるとP4頂上

    3・4のコルに出て、
    s-P1010028.jpg

    下からP3を見上げると、リッジの右側に懸垂下降の支点らしきものと、その下にクラックの入ったのっぺりとした岩が見える
    s-P1010026.jpg
    右は難しそうなので、リッジの左へ取り付く

    Ⅲ級近い、下からロープを使ってもよかったかも

    段差の上にハーケンと白いスリングの残置があったので、
    それを手掛かりに乗り上げると、1.5m角くらいの正方形のテラスに出る
    正面の岩の左をへつることができそうだが、危ないのでここからロープを使おうと提案する

    N川さんが左下から始めようと言い、スリングを岩に回してぶら下がり、2mほどの岩壁を降りる
    失敗すると下までいってしまいそうで、この下降が一番怖かった

    残置ハーケンがあったが、弱そうなのでカムで支点を作る
    カムを3つ持ってきておいてよかった

    1P Ⅲ 草付き混じりの岩場 40m
    2P Ⅲ C.S.のあるチムニー 25m
    3P Ⅰ P3に出て平坦な歩き 40m

    ロープを片付けてしばらく進むと、P2の先端に懸垂下降の支点がある
    s-P1010034.jpg
    10m弱の懸垂下降でP1へ続くリッジに降りる

    あとはガレ場を登るとP1(前穂高岳山頂)に出る
    山頂ではたくさんの登山者が迎えてくれた

    三本槍の奥にA沢の下降点がある
    s-P1010038.jpg


    昼飯をとり、吊り尾根から奥穂高岳、ザイデングラードを経て涸沢へ
    吊り尾根の途中、12時~13時ごろに強い雨が降りだした

    s-P1010061.jpg
    ザイデングラードからP3-P1を望遠で見たところ
    P3は下から見ると尖って見えるが、P2への下りはほとんどない

    雲行きがあやしくなったので急いで下りる
    涸沢に着いたとたんにまた雷雨
    間一髪だった。。

    ●使用ギア
    ロープ8.6mmx50m、共用ヌンチャク6セット、カム#0.5,#0.75.#1

    ●GPSログ
    gps20180815k.jpg


    ★15日 涸沢~上高地

    ●天候:晴れのち13時から雷雨

    ●コースタイム:
     7:50 テント場発
    10:30 横尾
    13:30 上高地

    昨日1本登れたので、気分よく目覚める
    ゆっくり片付けて、上高地へ向かう

    明神でドシャ降り
    レインウェアを出すのが面倒で傘だけでいくと、バス停に着くころにはズボンがびしょ濡れになってしまった


    毎日雨に悩まされたが、気象のいい勉強になった
    途中で下山しようかという相談もしたが、ねばってよかった



    (kaz)


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